スペインの世界遺産であるアルタミラ洞窟には、人類最初の芸術作品として語ら
れる壁画があることで有名です。
アルタミラ洞窟の長さは約270mほどあり、旧石器時代末期にクロマニョン人に
よって描かれた野牛、イノシシ、馬、トナカイなどの動物を中心とする壁画が少なく
とも1000弱あるといわれています。
とくに、入り口から30mほどの所にある「大広間」とよばれる部屋の天井に描かれた
絵は圧倒的な迫力があります。
このアルタミラ洞窟に描かれた壁画は、先史ヨーロッパ時代の区分でマドレーヌ期
(約18,000年~10,000年前)と呼ばれる時代に描かれたことが年代調査によって
わかっています。
1868年に猟師が偶然に見つけだし、現代によみがえったアルタミラ洞窟壁画は、
1985年に世界遺産に登録された文化遺産ですが、風雨に耐えて現代まで壁画
が残っていたのは約13,000年前に落石によって洞窟の入り口が閉ざされて
いたためです。
現在は観光ブームによって人の目に触れられ、風雨にも晒されたことからアルタ
ミラ洞窟の中の絵は、痛みがひどくなってしまい、現在は公開されていません。
そのかわりに同じ敷地内に洞窟丸ごとのレプリカを作ったアルタミラ博物館が
2001年にオープンしています。
2008年6月24日 11:32 |個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
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