中国の世界遺産といえば「万里の長城」があります。
北京近郊には数多くの世界遺産があり、
「北京と瀋陽の明・清朝の皇宮群(北京故宮など)」
「天壇:北京の皇帝の廟壇」
「頤和園:北京の皇帝の庭園」
「周口店の北京原人遺跡」
「明・清朝の皇帝陵墓群(明の十三陵など)」
といったものがあります。しかし、そのなかでも「万里の長城」は圧倒的な存在感
と知名度を誇ります。
宇宙からも見えるといわれる巨大な城壁は河北省、北京市、山西省、陝西省、
内モンゴル自治区、寧夏回族自治区、甘粛省まで至る現存するものだけでも
約3,000km。総延長距離12,000kmにも及ぶものです。
「万里の長城」の城壁は、秦の始皇帝が造ったといわれていますが、始皇帝の
時代の長城は土製で、馬や人が乗り越えられなければ良いということで、さほど
高い城壁では造られませんでした。
現在の形になったのは中国人の王朝の明(1368年~1644年)がモンゴル人の
王朝である元を北方の草原へ追放し、長城を強化してからです。
つまり、紀元前7世紀に城壁が築かれ始めて、明代後期の紀元1600年ごろまで、
およそ2000年かけて万里の長城は築かれたということです。
そしてまた、長城建築の歴史は、戦争を繰り返してきた中国の王朝史を象徴する
ものであり、明代の建築技術の高さを伝えるものでもあります。
Posted by html321 | 2008年7月21日 09:50 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
南米にある世界遺産では、ペルーにある「マチュビチュ(Machu Picchu)遺跡」
がもっとも有名な遺跡です。
「マチュピチュ」とは、現地語で「老いた峰」を意味する名で、「マチュピチュ」遺跡は、
ペルーのウルバンバ谷に沿う、標高2,280mの高い山の尾根の頂上にあるため
山裾からはその存在を全く確認できません。
インカの人々がスペイン人から逃れるため、あるいは作戦を練るための秘密都市
だったという説もありますが、未だ何の目的で高地に作られたのか謎の多い「空中
都市」として知られています。
この謎の「空中都市」は、1911年にアメリカ人歴史学者「ハイラム・ビンガム」に
よって発見されました。この遺跡には3mづつ上がる段々畑が40段あり、全部で
3,000段の階段でつながっています。
また、石の建物の総数は約200戸が数えられます。
というように目的は不明ですが居住区や神殿、宮殿など、16世紀半ばのインカ
の「マチュピチュ」には高度な文明が栄えていたことに違いありません。
Posted by html321 | 2008年7月20日 15:19 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「イグアスの滝」は、パラグアイ、ブラジル、アルゼンチンの三国の国境をまたぐ
巨大な滝です。世界遺産でいう自然遺産になります。
「イグアスの滝」は1つの滝ではなく、イグアス川の大小300もある滝の総称で、
最大落差80メートル、滝幅4kmでブラジル・アルゼンチンをまたいでいます。
その規模の大きさからアメリカの「ナイアガラの滝」、アフリカの「ヴィクトリア滝」
と並ぶ世界三大瀑布に数えられます。
「イグアス」というのは先住民グアラニー族の言葉で「巨大な川」という意味が
あります。また地響きのような迫力ある音から「悪魔ののど笛」とも呼ばれる
ほどで、イグアスの滝を見たルーズベルト大統領夫人が「かわいそうな私の
ナイアガラよ」と言った話は有名です。
地元の人には「滝にかかる虹」のという伝説があり、これはシャーマンが「世に
も不思議なことを起こす」という神のお告げを聞いた後、月の光が作り出す
神秘的な虹が滝にかかったという話です。
ということで水量が増し、虹を多く見られるのは8月から12月です。このシーズン
が観光のベストシーズンになります。
Posted by html321 | 2008年7月16日 10:44 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
アンコールワットは、カンボジアにあるアンコール遺跡の一つで、遺跡群を代表
する寺院建築です。1992年に世界遺産登録されました。
12~13世紀にカンボジア王朝の象徴として、スーリヤヴァルマン2世によって
建てられたアンコールワットは、ヒンドゥー教最大の寺院であり、アンコール王朝
の都城でもありました。(802年に創設され、1113年に完成)
アンコール・ワット(大きな寺)という意味に相応しく、環濠を含む全体の大きさは
東西約1.5キロ、南北約1.3キロにも及びます。
広さだけでなく、建築物としても大伽藍と美しい彫刻からクメール建築の傑作と
称えられ、ヒンドゥー教と仏教の融合文化の「クメール文化」を表すレリーフが廊下
や壁にほどこされており、回廊は「陸と山」、周囲の堀は「海」を表しています。
また、アンコール遺跡群の「アンコール・トム」の巨大な5つの城門も歴史的価値が
高く、世界一長大な浅浮彫や、巨大な彫刻「バイヨンの微笑み」は特に有名です。
カンボジア国旗の中央にも同国の象徴として描かれているほど存在である世界
最大の宗教建築「アンコール」ですが、幾度となく戦火の被害にあっています。
政情が安定した現在では、国際支援による保護・修復作業が続けられています。
Posted by html321 | 2008年7月12日 11:38 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
エジプトのピラミッドはもちろん世界遺産です。エジプトだけでなく世界の宝と
いっていいと思います。
有名なギザの大ピラミッドは、ピラミッド建築の頂点とされるクフ王のピラミッド
であり、建造目的や内部構造の点においても、世界の七不思議に数えられます。
そして、世界の七不思議のなかで唯一現存する建造物になります。
ギザの三大ピラミッドとは、
□ クフ王のピラミッド
□ カフラー王のピラミッド
□ メンカウラー王のピラミッド
以上の3つを指し、いずれも完成度、保存状態がよいものです。
ピラミッドを含む、エジプトの「メンフィスとその墓地遺跡」から「ギザからダハシュール
までのピラミッド地帯」は、世界4大文明のひとつ、約3000年にわたって繁栄
した古代エジプトの名残を伝えるものですが、ピラミッドも紀元前3000~2500年
前後、エジプト王国ファラオの時代に数多くのピラミッドが建造されました。
一般にピラミッドは「王の墓」と言われていますが、実際には遺体がでてきたわけ
でもなくその存在自体が謎に包まれています。
なお、ピラミッドと並ぶエジプトのシンボルにギザの「守り神」として建造されたと
される「スフィンクス」は、ピラミッドより200年前から存在しているわけです。
果たして古代エジプトの世界とはどんな世界だったんでしょうね。
Posted by html321 | 2008年7月 6日 13:22 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
イタリア南部のカンパーニャ地方の青い空と緑の草原のコントラストのなか悠然
と広がる古代都市跡がパエストゥム遺跡です。
パエストゥムは、紀元前六世紀前半から五世紀半ばにかけてギリシャ植民に
よって造られた街ですが、「ヘラの神殿」、「アテネの神殿」、「ポセイドンの神殿」
の三つの神殿が現在もほぼ完璧な形で残っています。
国立考古学博物館の前にある入口からパエストゥム遺跡に入っていくわけですが
アテネ神殿など修復工事を経ているとはいえ、2500年も昔の古代ギリシア時代
の建築物が、今もしっかり存在している姿は、驚きとともに感動を覚えます。
アテネ神殿はもともとケレス神殿だと考えられていたんですが、その後の調査
でこの神殿の周囲から、ヘルメット・鎧・盾などで武装した女神像がたくさん発掘
されたことで、戦争をつかさどるアテナを祀った神殿だと訂正されたそうです。
このパエストゥムや周辺の遺跡からの発掘されたものは隣接している国立考古
学博物館で観ることができます。
○ 古代ギリシャ時代の陶器の壷
○ フレスコ画
○ 古代ローマのアウグストゥスのコイン
○ テラコッタ製のゼウス像
当時の生活用品や芸術作品から古代人の英知と偉大な創造力の息吹を感じる
ことができます。古代ギリシア・ローマ好きの方は必見の世界遺産といえます。
Posted by html321 | 2008年6月26日 12:50 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ドイツが誇る世界遺産のケルン大聖堂は世界最大のゴシック様式の大聖堂で、
正式名称は、「ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂」といいます。
ケルン大聖堂は、ドイツの都市ケルン(Köln)にあり、ケルンの中央駅を降りると、
目の前にケルン大聖堂がそびえたっています。町のシンボルに相応しい存在と
いえます。
ケルン大聖堂は、1248年に着工し、完成したのは1880年のことです。垂直
志向で積み上げられたツインタワーの高さは157m。石材のゴシック建築技術
を駆使した複雑な構成の身廊は高さも46mもあります。
カソリック教会の大聖堂として世界的なキリスト教美術館と高い評価を受けて
いるのはもちろんですが
○ 美しい祭檀、
○ 宗教美術品、装飾品が数多く配置
特に13世紀後期ロマネスク様式の一連のステンドグラスは、旧約聖書、新約
聖書の物語を題材にとったもので、見所のひとつになっています。
一時期、大聖堂周辺の高層建築物計画による景観破壊の危機があったのですが
市当局の懸命な努力により大聖堂の周囲に高さ規制を加えて今に至ります。
ケルンは大聖堂だけでなく、ドイツ最大のカーニバルを行なう観光地としても
人気があります。
Posted by html321 | 2008年6月26日 12:39 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
スペインを代表する世界遺産には、アルハンブラ宮殿があります。
スペイン・グラナダ市南東に連なる丘の上にそびえる壮麗な宮殿都市でイベリア
半島での最後のムスリム政権・ナスル朝時代に建設された世界遺産です。
アルハンブラとは、アラビア語の「アル・ハムラー(赤いもの)」という意味なので
「赤い城」という意味です。
アルハンブラ宮殿の見所としては
○ 王宮
○ アルカサバ(城塞)
○ カルロス5世宮殿
○ ヘネラリーフェ離宮
王宮の内部は、「閉ざされた楽園」と呼ばれていたように、きらびやかな装飾に
満たされ、豪華そのものです。各部屋がパティオ(中庭)を取り囲んでいて、
「ライオンのパティオ」は宮殿の中で最も有名な中庭です。
「ライオンのパティオ」は、王の寵愛を受けていた女性たちのハーレムでした。
Posted by html321 | 2008年6月26日 11:55 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
スペインの世界遺産であるアルタミラ洞窟には、人類最初の芸術作品として語ら
れる壁画があることで有名です。
アルタミラ洞窟の長さは約270mほどあり、旧石器時代末期にクロマニョン人に
よって描かれた野牛、イノシシ、馬、トナカイなどの動物を中心とする壁画が少なく
とも1000弱あるといわれています。
とくに、入り口から30mほどの所にある「大広間」とよばれる部屋の天井に描かれた
絵は圧倒的な迫力があります。
このアルタミラ洞窟に描かれた壁画は、先史ヨーロッパ時代の区分でマドレーヌ期
(約18,000年~10,000年前)と呼ばれる時代に描かれたことが年代調査によって
わかっています。
1868年に猟師が偶然に見つけだし、現代によみがえったアルタミラ洞窟壁画は、
1985年に世界遺産に登録された文化遺産ですが、風雨に耐えて現代まで壁画
が残っていたのは約13,000年前に落石によって洞窟の入り口が閉ざされて
いたためです。
現在は観光ブームによって人の目に触れられ、風雨にも晒されたことからアルタ
ミラ洞窟の中の絵は、痛みがひどくなってしまい、現在は公開されていません。
そのかわりに同じ敷地内に洞窟丸ごとのレプリカを作ったアルタミラ博物館が
2001年にオープンしています。
Posted by html321 | 2008年6月24日 11:32 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
古代ローマの都市とそこで暮らした人々の生活ぶりをほぼ完全な形で伝える
遺跡としてイタリアのポンペイ遺跡は、1997年に世界遺産に登録されました。
ポンペイは、1世紀までナポリ近郊にあった都市国家で、西暦79年8月24日、
ナポリ湾を見下ろすヴェスヴィオ火山が大噴火によって、火砕流に流され、降り
積もった火山灰に埋もれて壊滅してしまいました。
18世紀になってこの埋もれたポンペイの都市の発掘が開始されると、火山灰の
中から神殿・劇場・浴場・商店・住居など古代都市が当時の姿そのままに出現した
というわけです。
また、あまりにも有名なポンペイの石膏の人型ですが、これは遺体部分だけが
腐ってなくなっているところに石膏を流し込んで死の間際の様子を再現したもの
ですが、
○ 家の中で身を寄せ合う家族、
○ 母親が子供を覆い隠し、火山灰から子供だけでも守ろうとした様子、
○ 互いをかばい合うように抱き合う恋人
など、一瞬にして平和な日々を奪われたポンペイ市民の悲劇を伝える貴重な
遺産となっています。ポンペイのマリーナ門近くの博物館に展示されています。
ポンペイ遺跡の主なものは、広場をかこんでたつアポロン神殿やウェヌス神殿、
剣闘士をたたかわせた円形劇場、大小の劇場などの公共施設などで、アレク
サンドロス大王をえがいた床モザイク画や壁画・彫刻などの出土品のほとんど
は現在、ナポリの国立考古美術館に移管されています。
Posted by html321 | 2008年6月22日 14:07 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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